独身男性を幸せに!
今回は、昨年から始めた筆者の趣味”一口馬主”について、1年間使ってきた金額をまとめていきます。
ウマ娘などから競馬に興味を持たれた方で、一口馬主やってみたいなー!と思っておられる方に読んでいただけたらとても嬉しいです。
<この記事の信憑性>
筆者は1997年~2000年頃まで競馬オタクでした。ダンスインザダーク&ロイヤルタッチの菊花賞から始まり、ヒコーキグモ&テイエムトップダンで決まったきさらぎ賞で初めて重賞を現地観戦。初めて当てた紙馬券は障害レースのタイスティング単勝。最も泣いたレースはエイシンワシントンのハナ差スプリンターズステークス。最も好きだった馬はマチカネフクキタル。地元の乗馬クラブに来た27歳の武豊と握手したのが一番の思い出。
そんな感じです。ウマ娘はリリース初日に6時間ぐらいプレイし非常に面白く感じましたが、時間の確保が無理すぎると判断して初日で引退。
JRAの馬券はあまり買わず、楽天競馬を通じて地方交流重賞を購入し年間馬券収支プラスを目指す勢です。
そんな中、去年友人の1人がノルマンディオーナーズクラブで一口馬主をやっているのを聞き、別の友人1人とともにノルマンディ突入。
開始から1年程度経ち、出資馬も続々とデビューして1頭が勝ち上がりましたので(地方競馬ですが)、かかった費用をまとめておきます。
Q.なぜノルマンディ?
A.一口馬主業界で最も強い、かつ高い回収率を実現しているのはサンデーレーシングです。いわゆるノーザンファーム系ですね。こちらは40口固定で1口数十万から、高い馬だと1口300万円を超える場合もあります。馬の価格が1億2000万円ってことですね。ハイリスクハイリターン。
あとは、DMMバヌーシーのような2000口募集を行っているクラブもあります。これなら1億円の馬でも5万円で出資できますから、ローリスクローリターンと言えます。
ノルマンディはその間ぐらいの規模感ですね。
募集口数は基本400口で、毎年1頭だけ40口(今年度募集から廃止された?ようです)、地方競馬へ行く馬は100口募集です。
良いなと思ったところはクラブの月会費が格安である点ですね。何頭持っていても月1,100円。入会金も11,000円と、他のクラブと比べてもかなり安いですです。
馬の質について、2020年に無敗の三冠牝馬デアリングタクトが出て注目されました。
ノルマンディはクラブ創設以来344頭が在籍していますが、獲得賞金1億円を超えたのは上の7頭。
344頭の中で”一口馬主の収支がプラスだったわ!”という馬は20-30頭ぐらいでしょうか。一口馬主でプラスに持って行くのがいかに難しいかわかりますね。
どこのクラブで出資しようか迷いましたが、やはり友人がやっているというのは大きく、最初はノルマンディから始めてみることにしました。
将来的に”これは一生の趣味にしたいな”と思ったら、別のクラブも出資するかもしれません。
目次
1.そもそも一口馬主はトータル収支で勝てますか?
一口馬主はサラブレッド1頭を匿名組合契約で持つものです。
この”匿名組合契約”というのは、金融投資をやっている方でしたら
絶対手を出してはいけないもの
と理解されている方が多いと思います。基本的には胴元(一口馬主の場合はクラブ)が儲けるためのスキームです。もちろん3頭ぐらいに絞って均等に出資して、うち1頭が重賞勝った!というような場合は勝てる可能性もありますが、トータル収支をプラスにすることはほぼ不可能と思った方が良いでしょう。
少し自慢話で恐縮ですが、筆者はパチンコパチスロで年間収支を数年連続プラス計上させた経験があり、また対戦ゲームの全国大会や全国ランキングの上位常連だった時期もあり、”勝利”への情熱はかなり大きいものがあります。
そんな筆者でさえ、一口馬主に関しては
”トータルプラスにしてやろう!”と頑張るものではないと捉えております。
しかし、やるからには少しでも良い成績を残したいと筆者は考えておりますから、そのために良い馬を選んでいきたいですね。
2.実際にかかる費用
ノルマンディのページに詳しく乗っておりますが
a.入会金
11,000円
b.月会費
1,100円。何頭持っていても同じなので、何頭も所有しているとお得です、、、が!何頭も所有するとその分コストも大きくなりジレンマ笑
c.出資金
1口いくらで決まっています。
筆者の例ですと5頭出資していますが下記の通り
10/23に中央競馬でデビューしたサーブルミラージュは400口募集で1口6万円
デビュー戦の現地観戦ブログはこちら↓
先日、ホッカイドウ競馬で初勝利し、今後は南関東競馬へ移籍する、地方競馬で走るスカーレットレイルは100口募集で1口76,000円
去年唯一の40口募集で1口500,000円のラヴィングメモリー。この馬の戦績で筆者の一口馬主成績ほぼ決まってしまう感じがしており、出資の仕方かなり下手だったなと思っています笑。令和4年12月の中山でデビュー予定。
10/30にデビューしたゴルトレオパルトは400口募集の1口63,000円
デビュー戦の現地観戦ブログはこちら↓
まもなく入厩してデビューを目指すレイレフアは400口募集の1口38,000円
これら5頭に出資しています。出資金は合計737,000円ですが、一括で支払えば5%OFFになりますので一括で支払いました。
なので筆者の出資金イニシャルコストは
です。仮にラヴィングメモリー(40口募集)が400口募集の馬であるとすれば5頭保持で35万円ぐらいですね。
d.保険料
初年度3.2%。筆者の場合は総額737,000円なのでその3.2%で23,584円
e.維持費
厩舎に居る時と牧場に居る時で維持費が違います。
2歳の1月からかかります。筆者の場合は9月までの合計支出が74,165円。月平均8,240円。
地方と中央で違いますが、400口の馬であれば1頭あたり1ヶ月平均500円ぐらいになりそうです。
継続してかかる費用は以上です。
3.現在の収支
まだ3頭しかデビューしておりませんし
スカーレットレイルが勝った分(ホッカイドウ競馬は1着50万円なので、諸々差し引いて100人の出資者で割って推定2000-3000円)も
サーブルミラージュが4着入って稼いだ分も、ゴルトレオパルトが3着に入って稼いだ分も、未だ入ってきておりませんので収支を書くのは野暮ですが
こんな感じです
※黒字だけお読みください
30円入ってきているのは、スカーレットレイルが5戦目で勝ちあがるまでに4回出走している(全部7着以下)分の手当などです。
4.まとめ&ノルマンディの新規募集について
というわけで今回は、筆者が一口馬主を始めて1年間でかかった費用をまとめました。
筆者の場合はラヴィングメモリーが大口のため合計83万円かかっていますが
仮にラヴィングメモリーが400口募集の馬であれば、1年間で35万円程度の趣味となります。月30,000円程度ですね。
馬券とは別視点で競馬を楽しめる素晴らしい趣味だと感じています。
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昨日11月1日から11月15日までノルマンディが2021年産30頭の出資募集を行っております。
ほとんど400口募集ですが、超過した場合は期間内に申し込まれた方の中で抽選となります。
10月31日に馬体重が発表されましたので、それも含めて全馬への短評を書きました。全馬書いたら合計1万字くらいになってしまいましたが笑
noteにて1コイン販売しておりますので、出資をご検討中の方は是非ご確認ください。
お読みいただきありがとうございました!
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